汚染物質

出産時、妊婦さんの羊水がシャンプーの匂いがする?!

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「出産時妊婦さんの羊水がシャンプーの匂いがする」

あなたは、そんな噂話を聞いたことがありますか?

 

 

今回は、経皮吸収についてお話ししますね。

 

本日のお品書き

・肌にはバリア機能がある

・除菌のやりすぎが感染症を引き起こす?

・経皮吸収って?

匂いは香害?

 

 

肌にはバリア機能がある

肌にはバリア機能があります。

 

バリア機能とは、

異物が皮膚の中に侵入するのを防いだり、

 

体内の水分の蒸発を防いだりする働きのことです。

 

 

健康な肌は、程よく自分専用クリーム(皮脂など)を調合して、

お肌の表面を紫外線や雑菌などから守ってくれています。

 

 

 

いつもあなたを守ってくれているお肌を取り巻く環境は、

昔と比べて、過酷なものになっているかもしれません。

 

 

さらに、

あなたを守ってくれているお肌には、

常在菌がいることで、雑菌から守ってくれています。

 

常在菌とは、

あなたの身体に日常的に存在する微生物(細菌)のことです。

 

 

「ん?細菌??」

 

 

そうです。

腸内にいる大腸菌や、乳酸菌、ビフィズス菌なども常在菌の一種です。

 

 

お母さんの身体の中からでるときに、

お母さんから常在菌をもらって生まれてくるのですね。

 

 

常在菌は、

ボディソープなどで身体を洗い過ぎることにより、

死滅(しめつ)してしまい、

雑菌が繁殖(はんしょく)しやすくなったり、

また、雑菌が繁殖することで、肌トラブルを起こしやすくなります。

 

 

そして、洗い流してしまうことで、

「皮膚の油が足りないぞー。もっと出せ〜」と、

脳からの指令が出され、

過剰(かじょう)に皮脂を出してしまうこともあるようです。

 

 

「肌が痒(かゆ)いんだよね〜」とぼりぼり掻(か)いてしまう人は、

もしかしたら「洗い過ぎ」かもしれませんね。

 

 

 

除菌のやり過ぎが感染症を引き起こす?

 

新型コロナウイルスの感染防止対策の一つとして、

もう当たり前になっているアルコール消毒ですが、

 

 

「消毒や手洗いをしすぎると皮膚のバリアー機能が壊れ、

細菌感染などを起こしやすくなる」という専門家もいらっしゃいます。

 

 

手洗いやアルコールスプレーなどによる感染対策は必要ですが、

 

手の洗い過ぎやアルコールスプレーのやり過ぎもまた、

常在菌までやっつけてしまうので、

乾燥や手荒れの原因になります。

 

 

手の洗い過ぎやアルコールスプレーのやり過ぎで、

手あれが気になっている人もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

 

 

経皮吸収って?

経皮吸収とは、

有効成分が皮膚の毛穴や汗腺、
細胞の間をとおって皮膚から体内へ吸収されることです。

 

 

肌に張るタイプのお薬が処方されているのはそのためなのですね。

 

 

例えば心臓の発作を止める貼り薬「ニトログリセリン」や

禁煙を促す「ニコチンパット」は、薬効成分を経皮吸収させています。

 

 

気をつけなくてはならないのは、

経皮吸収されるのは、

からだに良い成分だけではないということ。

 

 

口から入る毒に関しては、

肝臓がある程度分解してくれますが、

 

 

経皮から吸収された毒は、

肝臓を通過しないため、

身体に残り、巡っていきます。

 

 

 

経皮吸収される「毒」の実験がマウスを使って行われました。

実験を行ったのは、三重大学の先生

 

ベトナム戦争時の枯葉剤によって、

身体が繋(つな)がって生まれてきたベトちゃんドクちゃんの分離手術に携(たずさ)わった先生です。

 

 

No.16グエン・ドク様より

 

 

妊娠しているマウスの背中の毛を剃(そ)り、

1000倍に薄めた台所洗剤を1滴塗布したそうです。

 

生まれてきた赤ちゃんネズミは、

・口の裂けたネズミ

・指がくっついてミトン状態のネズミ

・尻尾のないネズミ

上記のような、奇形の赤ちゃんネズミが確認されたとのことでした。

 

 

 

口から入るものは、

ある程度肝臓などが解毒してくれますが、

 

 

経皮吸収されたものは、そのまま吸収されてしまいます。

 

 

助産院をされている助産師さんのお話では、

お産の時、妊婦さんの羊水からシャンプーの匂いがするというのです。

 

 

都市伝説という人もいますが、

直接、知り合いの助産師さんからお話を伺いました。

 

 

シャンプーは頭皮から吸収されて、

お腹の中まで届いてしまっているのでしょうか?

 

 

お腹の中の赤ちゃんは、

羊水を飲んでいるそうなので、

 

毎日使っているシャンプーや、ボディソープを、

「経皮吸収している=お腹の赤ちゃんが間接的に飲んでいる」

と思うと怖いです。

 

 

なので、妊活中は、

奮発して、450ml/2800円のシャンプーを使っておりました。

 

湯シャン

去年、

健康オタクの友人に勧められるまま、

タケミさんの本要約チャンネルを拝見し、驚愕(きょうがく)しました。

 

「ええー!!シャンプー使わないのー?」

 

「お湯だけ?」

 

そして、騙されたと思って、

湯シャンを始めてから1年が過ぎました。

 

 

 

湯シャンを始めた頃は物足りないというか、

スッキリ感がなかったのですが、

 

1ヶ月続けると、コシと艶のある髪に!!

 

意外と頭皮の匂いも気になりません。

 

おかげさまで、

シャンプー代の節約にもなりましたよ^^

 

 

強い匂いは香害?

「香害」とは、

柔軟剤や化粧品などに含まれる人工的な香料で不快感を感じたり、

体調不良を引き起こすことです。

近年、香害によって、体調を崩してしまう人が増えていて、

社会問題になっているようです。

 

「香害」のアンケート調査

不快に感じたことのある方は71%、

体調不良を起こしたことのある方は36%

 

アンケートの結果によりますと、

3人に1人の方が、体調不良を引き起こしていたのですね。

 

PR TIMES【香害・化学物質過敏症に関するアンケート調査】のサイトが開きます

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000067163.html#:~:text=2020%E5%B9%B4%E3%81%AE%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E7%B5%90%E6%9E%9C,%E3%83%9D%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%88%E4%B8%8A%E6%98%87%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%80%82&text=%E3%80%8C%E9%A6%99%E5%AE%B3%E3%80%8D%E3%81%AE%E8%AA%8D%E7%9F%A5%E5%BA%A6%E3%81%AF%E5%B9%B4%E3%80%85%E5%A2%97%E5%8A%A0%E3%81%97%E3%81%A6,%E4%B8%8D%E8%89%AF%E3%82%92%E8%B5%B7%E3%81%93%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%80%82

 

なにを隠そう、わたしもそのうちの一人でございますが。

 

 

強い香りにさらされていると、

その匂いに慣れてしまい、匂いを感じにくくなります。

 

 

鼻の匂いを感じる細胞は、とても感度が良いのですが、

感度が良すぎて、すぐ疲れちゃうんですね。

 

 

 

匂いというのは、

動物にとって生死に関わる判断をするためのものなんです。

 

 

わたしはいざという時「鼻がきく」状態にしておきたいです。

 

ド○ラのアロマオイルも好きですし、

愛用しておりますが、

 

 

 

過ぎたるは及ばざるが如し。

 

 

 

良い香りはリラックス効果も高いのですが、

人によって「良い香り」と感じたり、

不快に感じたりとさまざまです。

 

 

香りも手洗いも除菌もケースバイケースでバランスよく。

 

上手にお付き合いすることが、

健康を保つためにも良いのですね。

 

 

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この記事を書いた人

shimizu

不妊治療に頼らない高齢出産の専門家

shimizu

4年の妊活の末、40歳にして初めての子供を授(さず)かる / 結婚は36歳と決して”若い”とは言えない年齢。なかなか子供を授からないことから、産婦人科を受診。左の卵管閉塞・子宮筋腫・子宮内膜症だということを知る / 高齢妊娠について調べまくり、食事・睡眠・適度な運動により体質改善 / ひとりぐらしを始めた頃から生理は不順で、1ヶ月来ないのは当たり前、生理痛がひどく、動けない日もあった / 現在は50歳。主人と息子、そして主人の両親と暮らす。至って健康 / 30歳後半の妊活、周りからのプレッシャー、40歳の妊娠、出産の体験から、妊活を「つらい」と感じている方々に、妊活を楽しみながら子供を授かれる体質へと導き、高齢出産に耐えられる身体作りをサポートします。/アドラー心理学リーダー資格取得

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