妊娠・出産に対する夫婦の温度差について
あなたにとっての
理想の家族像とは?
理想の人生とは?
あなたにとっての幸せとはなんでしょうか?
お品書き
・妊娠・出産に対する夫婦の温度差について
・この記事を書き始めて、気がついたこと
・男性の不妊について
妊娠・出産に対する夫婦の温度差について
あなたとあなたのパートナーと同じ方向を向いていますか?
あなたは、あなたのご主人または、パートナーと
将来についてお話ししていますか?
お金のこと、
お仕事のこと、
時間のこと、
身体のこと、
子どものこと、
将来のこと、
妊活は、夫婦で協力して行うものです。
妊娠・出産に対して、あなたがどんな思いでいるのか、
あなたのご主人、またはパートナーの考えは?
そこを確認しあうことで、
変化があるかもしれません。
結婚して「子供が欲しい」と思うようになってから、
夫に「歳とると子供ができにくくなるんだって」
「子供は、2人欲しいんだけど…..。」と伝えました。
それに対して、返ってきた答えは、
「このままでいいじゃん」でした。
...
..
.
その時は、ショックで、
なぜ夫がそう言ったのか、
きく余裕がありませんでした。
わたしは、
「このままでもいいじゃん」
と言う夫の言葉の意味を、
「子供はいらない」と言う言葉に、
変換して受け取ってしまったのです。
それからというもの、
夫の真意を確認しないまま、
一人でこっそり以下のような妊活をしていました。
・夫のお弁当やおかずに精力剤を仕込む
・ちょっとセクシーめのルームウエア購入
・夜の営み後に、トイレ行くふりをして、
別の部屋で逆立ち
・排卵のタイミングを知るために、
毎朝、体温を測って記録
・妊婦さんのお腹を撫でさせてもらうと
赤ちゃんを授かりやすくなると聞いたので、
妊婦さんを見かけるたびに声をかける
・産婦人科を受診
などなど。
その当時を振り返ると、
わたし自身、
「子供ができないのは、わたしのせい」と
思い込んでおり、
後ろめたさもあったので、
夫の真意を確認したくなかったのかもしれません。
家事も夫婦で協力
妊活に限らず、
家事も夫婦で協力し合えるといいなと思いました。
20年前と比べると、
共働きのご家庭がとても増えてきているので、
「夫が、料理作ってくれています」
「お風呂掃除と洗濯物は夫の担当」
など、
家事は役割分担してると言うお話をよくお聞きします。
そう聞くたびに、
「このご家庭はご夫婦で、
しっかり話し合されているんだな」と、思います。
時代の変化と共に、
家族の在り方や、
考え方が変わってきています。
総務省統計局による
「労働力調査と区別調査」によりますと、
2019年の共働き世帯は、1,245万世帯
妻が非就業者 582万世帯
と言うデータがあります。
厚生労働省のサイト
「共働き等世帯数の年次推移」が開きます。
https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/19/backdata/02-01-01-03.html
このサイトを見ていて、
気になった点があります。
それは、
『共働き世帯数の年次推移』の表の中で、
「妻が非就業者」と言う文言になったおり、
「夫が非就業者」がないと言うことです。
「夫が非就業者」は極々少数だからなのでしょうか?
それとも日本はまだ男性中心の社会だから?
と感じているのは、わたしだけでしょうか?
産むのも産まないものあなたの自由なんです
・子供を授からないのは、女性に問題がある
・家事、育児は女性のお仕事
などと言う考えが、
根強く残っているのではないでしょうか?
「女性は子どもを産む機械」と言った某大臣がいました。
2007年に大問題となった、
元厚労相の柳沢伯夫さんの発言です。
のちに、
なぜ「産む機械」発言したのか、産まぬ自由「大前提」
と言う記事で弁明されていました。
朝日新聞デジタルのサイト
私はなぜ「産む機械」発言したか 産まぬ自由「大前提」が開きます。
https://www.asahi.com/articles/ASNC67K28NBXUPQJ005.html
その当時、
「女性は子どもを産む機械」とお聞きして、
「女性だから子どもを産むのは当たり前」
という考えには違和感を感じました。
確かに、女性には、
子どもを宿して産むことができる機能が備わっています。
わたしは妊活を応援していますが、
妊娠、出産は、人生の通過点の一つであり、
それを選ぶのも選ばないのも、
あなたの自由なんです。
親から、周りの人から、
「子どもはまだ?」ときかれても、
ただの「おせっかい」なんです。
子供を授かることが難しいと感じている人が増えている
環境や食物の変化により、
子供を授かることが、
難しいと感じている人が、
増えているのも事実です。
不妊とは?
1年間夫婦生活を営んでいても、
妊娠しない場合が不妊といわれています。
2015年の国の調査によると、
実際に不妊の検査や治療を受けたことがある(または現在受けている)
夫婦は18.2%で、夫婦全体の約5.5組に1組の割合になります。
そして、
不妊の検査・治療を希望する人は年々増加しています。
資料によりますと、
5.5組に1組のご夫婦が、不妊に悩み、
検査や治療を受けているのですね。
意外に多いなと感じたのではないでしょうか?
千葉県のサイトの記事
「不妊の夫婦はどのくらいの割合でいるのですか?」が開きます。
男性の不妊について
昔は、
「子供ができないのは、女性側に問題がある」という考えが、
根強く残ったいましたが、
最近やっと、
男性の不妊についても、
公(おおやけ)に言われるようになってきましたね。
男性にとっても、
ご自分が不妊症であると言うことは、
かなりショックなのではないかと思います。
『2017年の世界保健機関(WHO)の調査によりますと、
不妊症のうち、男性のみに原因がある場合が24%、
男女両方に原因がある場合が24%です。
一般男性の約20人に1人は男性不妊症
(不妊の原因が男性側にあること)と言えます。
男性不妊の原因のうち約8割は、
・精子の数が少ない
・精子の動きが悪い
・精子が奇形である
など、
精子をつくる機能に問題があります。
そして、
男性も加齢によって35歳くらいから精子の質が低下し、
妊娠が成立しにくくなります。
サワイ健康推進課のサイトの
原因は男性にもある?! 男性不妊治療の今が開きます。
ご主人に検査を受けて欲しいと伝えることは、
とても勇気のいることですが、
現状を知ることで、
解決策も見えてくるので、
ご一緒に産婦人科を受診されることをお勧めいたします。
まとめ
夫婦で一緒に暮らしていても、
忙しくて、なかなかお話しできなかったり、
相手への思い込みで、確認できていないことは、
意外と多いです。
もし、あなたが、
「赤ちゃんができないのは、わたしに問題があるのでは?」と
悩んでいるなら、
「なぜ、赤ちゃんが欲しいのか」を、
ご夫婦でお話しされてみるのはいかがでしょうか。
きっと、解決策が見えてきますよ。
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