産後は心身ともにボロボロになるんです。
あなたを脅(おど)すつもりはありませんが、
出産って、
身体がボロボロになります。
どのくらいかって?
交通事故に遭ったレベルだと例えられています。
お品書き
・産後うつ、子どもへの虐待について
・産後の身体は交通事故と同等のダメージ?!
・人生の悩みのほとんどは対人関係
高齢出産は思っていた以上に大変でした
高齢出産は何が大変かと言いますと、
出産に耐えられる体力の低下と、
ボロボロになった身体が元に戻るまで、
時間がかかると言う点です。
妊娠してから、出産。
産後は更に大変です。
世の中のママたちは、
当たり前のように子どもを抱っこして、
お買い物していたり、
公園で遊んでいたり。
見ていて、
羨ましく思うこともあると思います。
ただ、
それはほんの一面に過ぎず、
産後は、
寝不足と我慢。
忍耐力。
とにかくそれにつきます。
だからこそ、
妊活中にメンタル(精神面)と、
フィジカル(身体面)を、
鍛えておく必要があるのです。
産後うつ、子どもへの虐待について
産後、うつになってしまう人。
子どもを虐待したり、放置してしまう人。
※出産した母親の約10人中1人/年
自殺者は約2万人に1人/年
虐待や、放置により死亡した子どもの人数 約50人/年
児童相談所における、
児童虐待相談件数は、
毎年右肩上がりに増えているのが現状です。
令和3年度の児童虐待相談件数は207,660件!
子どもに対する虐待は、
相談されている件数だけで、
年間20万件を超えています。
相談されることもなく、
日々行われている虐待は、
どれだけあるのかと考えると恐ろしくなりますね。
↓児童虐待防止全国ネットワークのサイトが開きます。
https://www.orangeribbon.jp/about/child/data.php
「信じられない!なんて酷いことを!!」
と攻めたくもなりますが、
そんなママたちの気持ちはとてもよくわかります。
理想と現実は違う?!
産後の身体は、
交通事故と同等のダメージを、
受けているにもかかわらず、
毎日寝不足の極限状態で赤ちゃんのお世話をします。
そして、
子育てが思い通りに行くことなんて、
まずあり得ないです。
そんな中で、
パートナーの協力も得られないワンオペ育児となれば、
疲れ切って、
途方に暮れてしまうことは目に見えています。
妊活中は、産後のことなんて全く予測できませんでした。
赤ちゃんができたら、
毎日幸せなんだろうなあと、
ベビーグッズや、お世話の仕方などの
育児雑誌を眺めることはありました。
ところが現実は、
心身ともにボロボロになって、ひたすら尽くす日々。
準備していなかったわけではないのですが、
産後に多くのことを学びました。
学生時代を振り返って、
「もっと勉強しておけばよかった」と、
思うのと同じですね。
未来のことなんて、
やったことがないのだから、
イメージできていないのは当然です。
書籍やブログを読んで、
わかったつもりになっていても、
想像と違うことはたくさんあります。
産後うつになってしまったり、
子どもを虐待してしまう人が大勢いる現実は、
育児の大変さを浮き彫りにしているのではないでしょうか?
産後うつや、子供への虐待を減らしていくためにも、
妊活中にメンタル(精神面)と、
フィジカル(身体面)を、
鍛えておく必要があります。
そして、
相談できる仲間、
頼れる家族や、
友人関係を築いておくことも、
大切なことではないでしょうか。
人生の悩みのほとんどは対人関係
「人生の悩みのほとんどは対人関係」だと、
アドラーさんは言っています。
コーチングの元にもなっている、
アドラー心理学と脳のお話をしますね。
妊活においても、
「周りの子は授かり婚なのに、わたしは…」
と周りと比べてしまうことで、
苦しくなっていませんか?
悩むことは悪いことではありません。
なぜなら、
悩むことで、改善策が見つかったり、
成長できるのですから。
ただ、
「悩んで、動かないことが目的になっている」
場合もあるんです。
悩んで、引きこもってしまう。
実は、引きこもることが目的で、
「悩む」ことは後付けだというのです。
「え〜?そんなことありえる???」って、
わたしも初めは思いましたが、
脳は、変化したくない。
楽をしたいんです。
コンフォートゾーンと言って、
居心地の良い慣れた場所を指します。
コンフォートゾーン(英語:Comfort zone)とは、
「快適な空間」を意味する語である。
心理学などでは、ストレスや不安が無く、
限りなく落ち着いた精神状態でいられる場所を指す。
※ウィキペディアより
だから、
居心地の良い場所に居続けたい脳が、
引きこもって悩む状態を作り出すのです。
「わたしは、心の病なんだ」って。
子どもの頃、学校へ行きたくなくて、
「お腹痛い」って言っていたら、
本当に痛くなってしまうのは、
脳がそうさせていたのですね。
「過去のトラウマが原因でできない」
同じトラウマを抱えた人全員が、
同じことをできないわけではありません。
それは、
「人」が、過去にとらわれずに、
前を見て進んでいけることができるからです。
子どもの頃は、
人間関係を選ぶことができませんでしたが、
大人になり、
お仕事も人間関係も選ぶことができる
ようになりました。
現状を変えたいのか、
めんどくさいことをしたくないのか、
どちらを優先するのかで、
行動は変わります。
まとめ
里帰りの後、
夫や、義父&義母との暮らしに戻りましたが、
3ヶ月ほど、引きこもりの生活でした。
「母親とはこうでなくてはいけない」と、
自分をがんじがらめにして、
赤ちゃんに献身的に尽くすことが良い母親だと思っていました。
でもそれは、
「外に出たくない」
「生活パターンを変えたくない」
と言う気持ちの表れだったのかもしれません。
鬱(うつ)になりやすい人は、
真面目な人が多いと言われています。
きっと周りと比べてしまい、
パートナーや友達にも相談できずに、
ひとりで苦労を抱え込んでしまっているのではないかと思います。
つらい気持ちを溜め込んでいると、
いつか身体にも症状として現れてきます。
もし、誰にも打ち明けられないのなら、
わたしにメッセージをいただけますと嬉しいです。
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