元気な赤ちゃんを望むのであれば、
身体作りが重要だと言うことをお話ししますね。
お品書き
・身体づくりをしないまま不妊治療を進めると妊娠しにくくなるの?
・栄養別/不足するとどうなるの?
・タンパク質が不足するとどうなるの?
・たんぱく質が多く含まれる食材とは?
・たんぱく質を効率よく摂るためには?
・まとめ
身体づくりをしないまま不妊治療を進めると妊娠しにくくなるの?
10代や20代の頃は、
多少無理をしても、お肌はハリハリのプリプリでしたし、
体力もあるので、
食事の質や、栄養素、運動に睡眠、メンタルなんて気にしなくても、妊娠できる確率は高かったのですが、
30歳を超えたあたりから、
お肌のたるみが気になってきました。
高級な化粧品を使わないと耐えられないのと同じで、
外側だけでなく、
内側からも質の良い栄養が必要になってきます。
それは、同じ細胞である卵子にも言えることで、
卵子も衰えて行くんだなぁとイメージできます。
では、見た目を若く保ったり、
マイナス5歳、はたまたマイナス10歳にするのと同じで、
卵子も元気にすることが出来るのではないでしょうか?
その鍵を握っているのは...
そう!
あなたの生活スタイルです!!
生活スタイルを改善するだけで、
細胞を蘇らせたり元気にするミトコンドリアを活性化し、
細胞の寿命の左右するテロメアを長持ちさせることが出来ます。
あなたの身体はあなたが食べらもので出来ていますし、
運動や睡眠、メンタルによっても変わります。
食材の質の見直しや、
健康管理をしていくことで、
体内も若返り、妊娠しやすい身体になるのです。
仮に、あなたの命を維持していくための栄養素が、
足りなくなってしまったとすると、
身体はまず、
命を維持していくための栄養素を節約しようとして、
卵巣や、子宮などの生殖器や目に、
栄養を送らなくなります。
これは、
「生命維持」を最優先した結果起こります。
無理なダイエットを続けると、
生理が止まってしまうのはこのためです。
そして、
不妊治療をする際に投与される排卵誘発剤などのお薬は、
あなたの身体の中の栄養素であるミネラル分を、
たくさん消耗するので、
ミネラル不足になりがちです。
そのような状態で、
不妊治療を続けても、
あなたの身体の栄養素が足りていなければ、
「赤ちゃんの分の栄養素がないから今は無理!」と、
あなたの身体が判断してしまう可能性があります。
栄養別/不足するとどうなるの?
それでは、
妊娠するために必要な栄養素と言われていて、
特に不足しがちな栄養素についてざっくりと学んでいきましょう。
・ ミネラル(特に鉄、亜鉛、葉酸、カルシウム)
・ ビタミン類(A、B群 、E)
・ カルシウム
ミネラル(特に鉄、亜鉛、葉酸、カルシウム)
ミネラル不足全般に言えることは、
貧血や、疲労感、疲労感など。
加工食品や、お菓子を食べることで減ってしまいます。特に積極的に摂りたい栄養素です。
・鉄は、不足することで、
出産後の赤ちゃんの発育などに影響が出る危険性があります。
酸素を運ぶ役割のヘモグロビンの数が減り、
お腹の赤ちゃんに十分な酸素が届けられなくなります。
なので、
流産や早産にもなりやすいそうです。
さらに、
鉄欠乏が重度になってしまうと妊娠できないと言います
妊娠中は、多くの鉄が消費されています。
鉄を食事やサプリから摂取しても、
体内の鉄はすぐには増えないので、
妊活中の方は意識して取っていただきたいです。
・亜鉛は、細胞が分裂するために必要な栄養素です。
皮膚のたんぱく質の合成に関わっています。
なので、亜鉛が不足すると、
皮膚が新しい細胞に生まれ変われず、皮膚炎などの原因になりますし、
キズの治りが遅かったり、感染しやすくなると言われています。
子宮内膜も薄くなり、着床しにくくなります。
産後、歯も髪もボロボロになっている場合、
亜鉛不足かもしれません。
ビタミン類(A、B群 、E)
・ビタミンA
ビタミンAは、目や皮膚、粘膜の健康維持などに欠かせない栄養素なので、不足すると、夜盲症になったり、感染症にかかりやすくなったりします。
一方で、過剰に摂取すると、頭痛をはじめとする身体症状が起こり、特に妊娠初期に過剰摂取すると、赤ちゃんに器官形成異常が起こる可能性が高くなることが知られています。
・ビタミンB群とは、ビタミンB1・B2・B6・B12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチンの8種類のことです
・ビタミンB1は、
糖質の代謝に働きます。
ビタミンB1が不足すると、糖質をエネルギーに変換されにくくなり、疲労の原因になる可能性があります。
・ビタミンB2は、
脂質の代謝
・ビタミンB6は、アミノ酸の再合成を手助けする補酵素として働きます。美しいからだづくり
・ビタミン12は、
タンパク質の合成やアミノ酸の代謝に関わる栄養素です。また、正常な赤血球の生成にも欠かせない栄養素
・ナイアシンは、
エネルギー代謝に関わり、数百種類の酵素の働きをサポートするといわれています。飲酒により失われやすい栄養素の一つです。ビタミンB6やB1などと助け合う関係にある
・パントテン酸は、
エネルギー代謝の過程において、中心的なサポート役として働く、コエンザイムAという補酵素の構成成分です。腸内細菌によって、合成される栄養素です。
・葉酸は、
ビタミンB群の1つで、
赤血球を綺麗な形に作り、
細胞の遺伝物質であるDNAを作るために、
絶対欠かせない栄養素です。
・ビオチンは、
ビタミンHとも呼ばれています。
体内で糖・アミノ酸・脂質などを、
エネルギーに変える手助けをしています。
また、皮膚や粘膜を若々しく保ったり、
爪や髪の健康に深く関わっていると言われており、
皮膚の炎症を防止する働きもあります。
・ビタミンEは、
ビタミンEは、抗酸化作用が強く、
加齢により発症する病気を予防することから「若返りのビタミン」とも呼ばれます。
そして、ビタミンEの別名である
「トコフェロール」の意味は、
tocos(子を産む)
phero(力を与える)
ol(水酸基をもつ化合物の総称)
という単語からできています。
カルシウム
カルシウムは、
骨を作ったり、強くするために、
必要な栄養素であるため、
不足すると骨が十分に成長できない可能性があります。
体内のカルシウムの一部は、
カルシウムイオンとして血液や筋肉、神経内で、
怪我をした時に血液を固めて、出血を防ぎます。
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