妊活
【不妊大国日本】って本当?
不妊大国日本と言われていますが、
「他の国と比べてどうなの?」
ということで、調べてみました。
不妊治療をして出産に至るまでの確率は、
25歳 20.9%
35歳 16.3%
45歳 0.6%
ちなみにアメリカの生産率は23.6%
科学は進歩しているのに、
日本の25歳と比べてもこれだけ違うのには訳があります。
体外受精や、卵子や精子の凍結保存する技術は、
進化してきているのに、
一向に妊娠&出産率が、
増えていかないのはなぜでしょう?
そもそも日本人の卵子や精子の質自体が、
低下しているといいます。
お品書き
・男性不妊の実態
・なぜ20代でも不妊が増えているのか?
・世の中の40代女性は、7割以上が自然妊娠?
・40代でも自然妊娠できる
・「楽しくもない夫婦生活」している暇はない!?
・自然妊娠は壮絶なサバイバル?
男性不妊の実態
最近話題になっている男性不妊。
男性の不妊症ってどういうこと?
まずは、そのメカニズムについてお話しますね。
精子は、精巣の中で平均74日かけて作られ、
毎日1億2000万個も作られます。
射出1回につき2~4ml、
その精液中に精子は、
約3億個あると言われていたのは
50年も前のお話。
エルサレム・ヘブライ大学の疫学者Hagai Levine博士により、
1973年から2011年までの間に男性の精子データに関する調査が行われました。
その結果、
北アメリカ、ヨーロッパ全土、
アジアの一部、
オーストラリア、ニュージーランドで、
40歳未満の男性の精子数が精子濃度で52.4%減少
総精子数で59.3%減少しているとの発表がありました。
中でも日本は、
調査した地域のなかでも最も少ないとのことでした。
参考資料
↓↓↓日経新聞 ヒトの精子の減少加速 70年代から6割減、打つ手見えず
2021年のWHOで定められた、
男性不妊症の精液検査正常値は、
精液量1.4ml以上、
精子濃度1600万/ml以上、
運動率42%以上、
正常形態率4%以上
上記の値を上回っていれば、
自然妊娠できる可能性があり、
下回っていれば、男性不妊症の可能性が高いそうです。
参考資料
↓↓↓東洋経済 「日本人男性の精子」量も質もよくない衝撃事実
長年、不妊の原因は女性にあると言われ、
「赤ちゃんを授からないのは、
自分のせいだ」と責めていた方も多かったのでしょうね。
なぜ20代でも不妊が増えているのか?
20代でも不妊症と言われる方も増えています。
しかし、
なぜ50年で成人男子の精子の量も質も、
落ちているのでしょうか?
一般的には、
ストレスや、運動不足、
ライフスタイルの変化だと言われておりますが、
わたし達の身体の細胞を作る材料といえば?
...
..
.
そう!
食べ物など、あなたの口から入ってくるものの
影響が大きいのde---su!!
果たして、
わたし達が毎日食べているものは、
生物学的に見て「食べ物」と言えるものなのでしょうか?
例えば、
チョコレート菓子などのコーティングには、
シリコンが使われていたり、
クッキーや、ケーキを綺麗に膨らますための
ふくらし粉には、アルミの粉が入っています。
言い出したらキリがないのですが、
ほんの少しだったら問題ないのでしょうか?
もし、子どもの頃から毎日食べていたら?
どれもこれも、
すぐに身体の調子が悪くなることはないので、
ピンとこない方もいらっしゃると思いますし、
「気にしすぎ!」と言われてしまいそうですが、
「便利」に支払う代償は大きいです。
生命維持に直接関係のない、
頭髪や、目や生殖器官に、
まず影響が出ます。
頭髪や、目や生殖器官の衰えは、
老化だと思っていませんか?
50年で6割近くも精子の量が減ったということは、
不妊の問題だけでなく、
健康面にも影響が出ていると、
考えられるのではないでしょうか?
40代でも自然妊娠できる
「子どもが欲しい!」そう思ってもなかなか授からない。
「もしかして私、不妊症?」
ちょっと待ってください!!
世の中の40代女性は、7割以上が自然妊娠なんです!
不妊治療よりも、
自然妊娠のほうが圧倒的に多いって
ご存知でしたか?
2020年の調査では、
40歳以上の女性、4万8517人/年が出産。
そのうち、不妊治療患者は1万3235人。
ということは、
残りの3万5282人は自然妊娠。
つまり、7割以上が自然妊娠だということになります。
参考資料
↓↓↓ YAHOO!ニュース「35歳で妊娠率がガクッと落ちる説」を恐れなくていい
https://news.yahoo.co.jp/articles/3580053bd641df4256a3d444de51b5ba5c3b6955?page=2
「楽しくもない夫婦生活」している暇はない!?
妊活を続けるうちに、
夫婦の温度差も開いていき、
「子ども欲しいでしょ?もっと頑張ってよ!!」
「オレだって頑張ってるよ!!」
「なんでわかってくれないの?」
とギクシャク。
楽しくもない毎日の夫婦生活。
「私はなんのために産まれてきたのだろう?」
「子どもを産むため」だけに、
産まれて来たわけではないはずです。
結婚だってそうです。
「子どもを産むため」に結婚したのでしょうか?
いいえ。
あなたが「幸せになるため」に結婚したのです。
柳沢厚労省の「女性は子どもを産む機械」発言が、
問題になったこともあしましたが、
夫婦は、子作り工場ではないのです。
「子どもを授かるためだけ」
の行為になってしまっては、
夫婦の絆も、モチベーションもすり減ってしまいますし、
ムードもへったくれもありませんからね。
「早く赤ちゃんが欲しい!!」
と焦る気持ちもありますが、
たまには
ぎゅっと抱きしめあうだけだったり、
パートナーの好きなところや、
出会った頃のお話をするなど、
心のつながりを大事する夜も、
あって良いのではないでしょうか?
これから先、
ずーと一緒にいるパートナーですし、
じっくりお話しすることで、
新たな一面を知ったり、
もっと好きになるかもしれませんよ。
自然妊娠は壮絶なサバイバル?
1つの精子が卵子に巡り会い受精して、
着床するまでのドラマをご存知でしょうか?
1回の営みで放出される精子は、
2億〜4億個と言われております。
しかし、精子は女性の体にとっては異物。
次々と刺客を送り込みます。
最初の難関は酸の海。
ここで弱い精子達は、99%命耐えます。
しかし生き残った精子達は酸の海で、
その身を溶かしつつも進んでいくと、
次なる刺客、白血球の登場。
白血球から、なんとか逃れる事ができた精子達。
しかし、今度は目の前には左右2つの分かれ道が...。
卵管は2つ。
左右どちらに卵子があるのかはわかりません。
ボロボロになった精子達は究極の選択を強いられます。
そして、運よく卵子にたどり着けても、
中に入れるのは1匹のみ。
受精できたとしても、
子宮内膜が厚く、
フカフカの状態になっていなくては着床できません。
余談ですが、
子宮外妊娠は、
子宮内膜が「まだ準備できてないよ〜」と言って、
拒否した結果なのかもしれません。
体の中でこんな壮絶なサバイバルを、
潜り抜ける事ができて初めて「おめでた」なのですね。
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